永久凍土の劣化を防止することへの関心が高まり、世界的に“突然”注目を集めるようになった永久凍土は、これまでどのように位置付けられてきたのだろうか。本講演では、居住する先住民コミュニティにとって自然で意味のある土地であった永久凍土が、いかに科学的問題として発見されたのか検討する。そして、21世紀初頭、ヤクーツクなど北極圏の準州における主権の模索において、永久凍土がどのように政治的意味を帯びたかを論じる。
Zoomウェビナー2024年5月14日(火)16:30-18:00
近現代世界の国際的な景観は、近世における「ヨーロッパ」の出現以来、人類学的差異への投資によって形成されてきた。本講演では、ヨーロッパ文化、西洋文明、有色人種を排除した人種にみられる白人性のアイデンティティ・ポリティクスについて掘り下げる。しかし、真の帰属意識は依然として仮定のものであり、対比を通してのみ実現される。
Zoomウェビナー2024年5月17日(金)14:00-15:30
21世紀の中央銀行は、5つの岐路に直面している(1. インフレとその不透明性の再現、2. 気候変動、3. 不平等、4. デジタル金融イノベーション、5. 人工知能)。これまで、中央銀行は課題に直面した際、分析的思考を強化し、適切にリスクを均衡させ、最善の道を選択してきた。現在、中央銀行が直面する新たな課題は、中央銀行がそれらの挑戦的な影響を慎重に特定し、分析する必要があることを示唆している。
Zoomウェビナー2024年5月29日 (水)15:00-16:30
日本では、病院の約80%とクリニックの約90%が私立であり、これらのうち約75%が同族経営である。本講演では、日本の医療制度の運営全体の文脈における同族経営医療法人の発展と意義を説明し、先行研究でまだ明らかにされていない部分に注目する。
Zoomウェビナー2024年5月30日(木)14:00-15:30
グローバリゼーション―貿易、金融、思想を通じた国々のつながり―は後退しているように見える。各国政府は地政学的な緊張により、経済的保障を優先させ「リスク回避」に努めている。しかし、グローバリゼーションの後退が言われるのは、これが初めてではない。歴史を振り返ることで、どのような要因が今後のグローバリゼーションの行方を真に左右するのか理解することができるだろう。
Zoomウェビナー2024年6月4日(水)16:00-17:30
東大の文系の卓越研究者をゲストに迎え、東京カレッジの島津直子教授がホスト役を務める対談シリーズ新企画。専門分野の壁を超えた対話を繰り広げます。 収録はキャンパス内の某カフェで、コーヒーを片手に行われました。隣の席に座った気分で、分野の異なる専門家によるリラックスした会話に耳を傾けてみませんか? 今までにないゲストの新たな一面がみられる、魅力の新企画です。
Zoomウェビナー2024年6月7日以降毎週金曜日
東京カレッジは2019年2月1日に生まれました。1枚目の写真は、この日から東京カレッジの兼任となった十倉卓越教授と誕生前後の面倒な事務作業を手伝ってくれた大学本部国際戦略課の職員たちとともに、その記念すべき2月1日に撮影したものです。この時点では東京カレッジ専属の教員や職員は一人もいませんでした。
羽田 正2024年3月29日
このブログ記事は、東京大学で行われた2023年度全学自由研究ゼミナール『バイリンガリズムのさまざまな側面』の授業の一環で作られました。
Lidiya SHAMOVA2024年4月06日
東京大学に新しく設立された「東京カレッジ」。世界の第一線で活躍する研究者や知識人を招き、市民の皆さんと一緒に未来社会の様々な側面について考える場を作ります。
2024年5月29日 (水)15:00-16:30 JST
2024年5月30日(木)14:00-15:30
2024年6月4日(水)16:00-17:30
2024年6月7日以降毎週金曜日 順次公開(17:00以降視聴可能)
前編から続く 多文化の教室でどのように教育を行うか(小川 洸太 東京大学…
このブログ記事は、東京大学で行われた2023年度全学自由研究ゼミナール『…
東京カレッジは2019年2月1日に生まれました。1枚目の写真は、この日か…
執筆者 LI Chunyan, Laur KIIK, Cintia KO…
2024年3月18日(月)17:00-18:30 JST
2024年2月28日(水)15:00-16:30